貸切バスを上手に活用する方法
貸切バスを上手く利用するためには、いくつか考慮しておいたほうが良いことがあります。
何も考えずに適当に依頼するよりは確実に安くなることが期待できますから、考慮できる点はしておきましょう。
1.人数と定員
例えば人数と定員です。
貸切バス料金というのは、定員までの人数であれば、乗車するのがたった一人であっても、一方で定員一杯の人数であっても全く同じになることが普通です。
もちろんあるバスの定員を変えることなどできませんが、定員に応じたバスを選ぶことはできますから、できるだけ乗車人数に近い定員数のバスを選ぶようにすることが単価を下げることにつながります。
2.できるだけ早くスケジュールを決める
また、バスに限らずどんな予約でもある程度当てはまることですが、直前になって予約するよりはある程度時間に余裕をもって予約するほうが安くなることが多いです。
スケジュールが決まり次第できるだけ早く予約するというか、できるだけ早くスケジュールを決めることが重要です。
3.複数のバス会社に見積もりを出す
どんなバス会社を選ぶかというのは言うまでもなく重要なポイントで、できれば複数のバス会社に見積もりを出したいところです。
ただ、他が全く同じ条件であれば、出発地や帰着地に近い営業拠点を持っているバス会社のほうが安くなることが期待できます。
これはちょっと考えてみれば分かることで、車庫から出発地までの回送にかかる時間や走行距離が短くなるからです。
4.バス会社と事前にしっかりと相談する
一方、スケジュールについてはバス会社と事前にしっかりと相談するようにしたほうが良いでしょう。
というのも、バスの運転手も人間であり、長時間の運転には休憩も必要になりますし、あまりにも長い時間を走行する場合には二人での交代が必要になることもあります。
当然、運転手二人体制となればそれだけ人件費は増えることになるわけですから、やむを得ない事情を除いて、そのような利用者にとっての非効率となるようなスケジュールは避けたほうが良いでしょう。
似たようなことは、早朝の出発とか、深夜の到着なども当てはまります。
全体の走行時間が短くても、早朝や深夜に及ぶようなときには割増が必要になることがあるからです。
まとめ
なお、借りるバスは乗車人数に合わせたものにすることが基本ではありますが、設備については一般的に大型のバスのほうが充実しており、小型のバスは単に定員が少ないだけでなく設備も限られていることが多いですから、この点は多少配慮が必要というか、場合によっては妥協しなければならないこともあるでしょう。