ブラニュー株式会社は、中小企業から成り立つ建設業界においてテクノロジー活用を支援するサービスを提供する会社で、2009年8月18日に設立されました。
本社が東京都港区にあり現在は大阪や福岡、名古屋へと事業展開をしており、ブラニュー株式会社が1つの指標としている「世の中へのインパクト」のように、全国各地のマーケットにビジネスを拡大しています。
またアジアマーケットへの進出も目指し、シンガポールに初となる海外支社を設置しました。
ブラニュー株式会社の代表取締役CEOを務める名富達哉氏について
ブラニュー株式会社の代表取締役CEOを務める名富達哉氏は、レガシー産業のDXを通じスモールビジネスを前進させることを目標に多くの業界との業務提携を締結し事業に取り組んでいることも特徴の1つです。
名富達哉氏の実家は元々総合建設業だったこともあり、実際に現場に立って得た経験から建設業界がどのようなものなのか理解していました。
大学を卒業後は建築業界だけではなく様々な業界に触れ、インターネットの可能性に気づきますが現在国内でテクノロジー技術を活用しているのは一部の大企業のみである現実を知り、中小企業を中心に成り立ってきた建設業界は想像以上に効率の悪い環境で作業をしていると実感します。
そこで名富達哉氏は自動車産業に次ぐほどの大きなマーケットで展開されている建設産業に貢献できれば、社会的インパクトが大きいと考えブラニュー株式会社を創立するに至りました。
ブラニューで実際に行われている事業・サービス内容
ではブラニューで実際に行われている事業・サービス内容はというと、建設業界における中小企業に特化したDX支援を行っており、これは2009年に創業してから一貫し建設DXを軸にして事業展開をしてきたことが結果に繋がっています。
主に企業活動におけるマーケティングをはじめ施工やアフターケアまで一環とした過程をテクノロジーで支えることで、ひ孫請から孫請、下請けから元請、発注者と建設業界における従来のピラミッド型の産業構造で中小企業の生産性が大きく落ち込んでしまう問題をスモールビジネスの課題として考え、インダストリークラウドの開発に取り組んでいます。
実際に行われているサービス内容としては、「デジタルマーケティング」や「CAREECON」、「CAREECONforWORK施工管理」に「CAREECONSites」が挙げられます。
デジタルマーケティング
まずデジタルマーケティングとはIT技術やインターネットを活用したマーケティング手法であり、建設業の中でも特に中小企業にはこの手法に精通した人材が少なかったことから、ブラニューはこういった起業のパートナーとしてマーケティングを支えています。
ブラニューのサービスの一つであるCAREECONSitesによるデータ蓄積と分析が可能なオリジナルCMSの提供であったり、CMSを利用したWebサイト制作や広告運用といったコンサルティングサービスを合わせて提供することで、より高いデジタルマーケティング効果をもたらすことが可能です。
CAREECON
CAREECONは、建設テック領域において人手不足を解消する目的で建設事業者同士をマッチングさせるシェアリングプラットフォームです。
従来の建設業における仕事の獲得方法は、既存の取引先からの継続的な発注や紹介がメインでした。
しかしこの方法では仕事量の調節が行えなかったり、少ない利益でも仕事を受けなくてはいけないといった環境に陥り事業拡大が難しくなるケースも少なくありません。
近年は人手不足によって仕事を受けたくても受けることができない状況も散見されていたので、CAREECONを導入することで仕事の獲得方法の選択肢を増やし、人と物、お金の非対称性を解消し建築業界での働き方改革を目指すことができます。
CAREECONforWORK施工管理
CAREECONforWORK施工管理は、生産性向上を実現するために開発されたWeb・アプリであり、案件生理機能や工程表作成機能、利用者同士のリアルタイムで情報共有を行うことで施工管理業務の負担を効果的に減らし、生産性の向上が期待できます。
従来の施工管理は仕事量が多くハードワークを強いられるため、ブラニュー株式会社が提供するWeb・アプリを導入しアナログからデジタルに転換することで状態改善につながります。
CAREECONSites
CAREECONSitesは専門的な知識を持たない人であっても、簡単にWebサイトの更新が行えるノーコードWebサイト管理ツールで、CMSであると共にデータの分析と蓄積といったマーケティングツールとしての機能も搭載されているため、これから必要となってくるデジタルマーケティングの受け皿として活用可能です。
まとめ
ブラニュー株式会社によって提供されているサービス内容は、建設業界を変革していくと期待されており、創業以来建設業界に絞ってビジネスを拡大してきたからこそ得られたデータやつながりがこの会社の最大の強みとなります。
そして新しいことに挑戦していく中で得られたアイディアや、決して耐えることのない挑戦への姿勢も今後会社の成長に繋がっていくと考えられています。