鎌倉好きの矢口敏和氏がポイントを解説
有名なスポットや人気のエリアなど、旅行などに行ったときには見落としなく観て回りたいものです。
そのエリアがそれほど広くない場所であればいいですが、広い場所になってくると一日では回り切れません。
そのため何日かかけて観たいものですが、休みの都合が合わなければそれも難しいです。
そのためすべてを見て回ることを意識するのではなく、確実に見ておきたいものをリストアップして優先順位をつけておくことが大切になります。
確実に見ておきたいものでも時間配分を間違ってしまい見られなくなることもあるので、優先順位をつけておくと安心できます。
そのため場所にもよりますが移動時間や昼食の時間なども考えて、多くても5個くらいじっくりと見たいなら2個か3個くらいに抑えておいた方が賢明です。
鎌倉を観光するときも同じで、じっくり回りたいのかある程度の名所を見て回りたいのかで厳選する必要があります。
また移動手段もタクシーやバスで移動するというよりは、徒歩で移動することが中心になるので必然的に時間も多く必要です。
このようなことからも優先順位を決めてるだけでなく、どのようなコースで回れば時間のロスを少なくできるのか考えることも大切です。
しっかりと計画を立てて、観光を楽しむようにしましょう。
鎌倉に来た時に見たいものを厳選すると5つ
鎌倉に来た時に見たいものはたくさんありますが、その中でも厳選すると5つほどに絞ることができます。
鎌倉大仏に鶴岡八幡宮、銭新井弁天や長谷寺そして報国寺です。
これらを効率よく回るコース、そしてそれぞれのスポットがどういったものか把握しておくことも重要です。
【鎌倉大仏】
大仏は鎌倉のシンボルともいえるものであり、大仏がいるお寺が長谷にあるので長谷の大仏様とも呼ばれることがあります。
ただ大きいだけではなく姿も美しく、国宝に指定されています。
またこの大仏は朝の8時から拝観することができ、観光するのであればここをスタートにすると1日を有効的に使えるのでおすすめです。
観光する場合には早くても朝方から終わりは夕方くらいまでなので、効率的に時間を使うことが大切です。
大仏に興味がないなどの理由がないのであれば、この場所から見て回るようにしましょう。
【鶴岡八幡宮】
そして忘れてはならないものが、鶴岡八幡宮です。
神社に興味がない人でも、一度は名前を耳にしたことがある人は多いだろう有名な神社です。
ここは中心のような場所であり、境内では年間を通して多くの行事や祭事などが行われています。
毎年4月に行われる祭りはとても盛り上がるイベントで、馬上から弓を射る流鏑馬や義経と静御前の悲恋物語を材とした静の舞の奉納などが行われます。
春には桜が咲き夏には蓮、秋には紅葉そして冬には冬牡丹の花を見ることができるなど四季折々で様々な表情を見ることが可能です。
拝観時間も6時から21時となっており、1日中ゆっくりと過ごすことも選択肢の一つです。
また八幡宮とは八幡神を祭神とする神社のことであり、総本社は大分県の宇佐市にある宇佐神宮になります。
宇佐神宮は全国約44000社の八幡宮の総本社であるので、鶴岡八幡宮に興味を持ったらそちらも行ってみるのも一つの選択肢です。
何度も行ったことがあるのでない限り、鶴岡八幡宮も必ず訪れたいスポットです。
【銭新井弁才天】
銭新井弁才天も有名なスポットであり、その理由はご利益にあります。
それは境内にわく泉の水でお金を洗うことにより、お金が何倍にも増えるといわれているからです。
ざると柄杓をかりることができるので、ざるにお金を置き柄杓で水をかける手順になります。
洗ったお金はハンカチで拭いて、そのまま使うのがいいとされています。
これは金は天下のまわりものという言葉から、めぐりにめぐって自分に富をもたらしてくれるというものです。
また御宝銭とおたから小判というお守りも人気で、財布に入れておくとお金に困らないといわれているので確実に手に入れておきたいものです。
【長谷寺】
大仏様の近くの長谷寺も、しっかりと見ておきたいスポットの一つになります。
巨大な十一面観音像のご本尊である長谷観音は、全身に金箔が施されており目映い光を放っています。
紫陽花の名所でもあり6月には色とりどりの花が境内を埋め尽くし、秋には紅葉を楽しむことも可能です。
報国寺は本堂裏手の一面に植えられた竹が特徴の庭から、竹寺とも呼ばれます。
シンプルなデザインの庭でありながら、和の風情を満喫することができます。
庭の片隅には茶席が設けられており、抹茶とお菓子をいただくことが可能です。
静かな時間を和の雰囲気を十分に、楽しむようにしましょう。
このように鎌倉には確実に行きたい観光スポットだけでも、これ以上のものがありしっかりと自分の中で優先順位をつけておくことが必要です。
しかし自分ではどのようなコースで回ればいいのかわからない人もおり、そのような人は鎌倉のハイキングコースなどが紹介されているのでそれを確認することも選択肢の一つになります。
自分が興味のあるコースや周りやすいものを見つけて、十分に観光を楽しむことが大切です。