後藤社長も気になる!中古住宅をリノベーションすることのメリットやデメリット

不動産

近年では中古住宅を購入しリノベーションをする人が非常に増えてきています。
そもそもリノベーションとはどのようなことを指すのかと言うと、老朽化している住宅を元の状態にまで修復した上で、ここにさらなる価値を加える、機能を付け加えるなどのことを目指す住宅工事のことを指しています。
築30年以上の住宅であっても、これを工事すれば、まるで新築のような外観や内装を目指すことも可能です。
耐震性を高めたり、部屋と部屋の間にある壁を撤去した上で広々とした空間に作ることもできます。
現在の住宅を、家族構成の変化にあった住みやすい住宅に仕上げたり、住居環境も格段に良くなると後藤悟志も言ってます。

中古住宅をリノベーションすることのメリット

とはいえメリットもあればデメリットもあるため、その二つを把握した上で検討することが求められます。

新築よりも費用を抑えられる

まず最初に中古住宅をリノベーションすることのメリットとして、まず第一に挙げられることは、新築よりも費用を抑えられることです。
新築戸建ての平均購入価格としては、現在約3800万円ほどとされています。
注文住宅に至っては約5000万円ほどにもなるでしょう。
その一方で中古の戸建て住宅を購入する際の平均価格は約2500万円ほどです。
リノベーションには750から1150万円ほどの費用がボリュームゾーンとなっているので、新築戸建住宅や注文住宅などを購入するよりも、はるかにコストを抑えられることがわかるでしょう。
築20年以上の物件を購入するとなると、低価格で住宅を購入できることがほとんどとなっています。
築20年以上となると建物の価値がかなり低下して、ほとんど土地代のみで購入することができるからです。

絆資産価値の下落を防ぐことができる

二つ目のメリットとしては、絆資産価値の下落を防ぐことが出来る点です。
新築を購入した場合には、10年も経つと資産価値は何と50%以下にまで急落すると言われています。
これが15から20年も経つと、ほとんど資産価値はなくなってしまうでしょう。
資産価値がなくなれば、住宅を売却しようと思っても、赤字になる可能性が大いに考えられます。
反対に中古戸建住宅を購入しリノベーションすることにより、住まいの性能や価値を高めることにもつながります。
たとえ築年数が古くても、販売価格が上がる可能性があるということです。

賃貸とは異なり自由に可能である

三つめには賃貸とは異なり自由に可能であることです。
賃貸やマンションの場合には、工事が出来なかったり、条件が付けられているケースも多いものです。
エントランスや玄関の扉などといった共用の部分は、施工してはならない決まりが設けられているのが一般的です。
一方で中古の戸建ての場合には比較的自由に行うことができ、屋根や外壁なども可能となっています。

デザイナーズマンションのようにお洒落な住宅にすることもできる

四つ目にデザイナーズマンションのようにお洒落な住宅にすることも出来る点です。
内装や間取りなどもある程度考えることができるでしょう。
おしゃれにしたいというこだわりがあれば、デザイナーズリノベーションを選ぶことも一つの手段です。
リフォーム会社によりこの呼び方は異なりますが、デザイナーが考えたものなので多少費用がかさみますが、おしゃれな住宅にすることが可能です。

中古住宅をリノベーションすることのデメリット

このように様々なメリットがありますが、デメリットもあるのが実情です。

工期が長くなるので仮住まいが必要

デメリットの一つ目にあげられることは、工期が長くなるので、場合によっては仮住まいが必要になるケースがあることです。
新築住宅などの場合にはすでに住宅が完成している為、すぐに引っ越しをして生活を始めることができるでしょう。
しかし中古の戸建て住宅を購入しこれから工事をするというのであれば、すぐに住み始めることは難しくなります。
完了するまでには約半年ほどの工事期間が必要となり、その間の仮住まいも探す必要が出てきます。
仮住まいで生活するのであればマンスリーマンションを契約する、ホテルに宿泊する、親戚の住宅にお世話になるなど様々なケースがありますが、どれを選ぶにしても費用もかさむことは間違いありません。
場合によっては住みながら工事をすることも可能です。
工事中でも生活できることを前提としたプランを立てることができるかが重要となります。
とはいえ住みながら工事をするとなると騒音やホコリの問題が気になったり、水回りを施工する時にはお風呂などの水回りが使えないなどの問題も発生します。
どのようなことが予想されるのかを確認し東電プランを決定することが求められます。

住宅ローンの借り入れ金額の上限が低い

そして住宅ローンの借り入れ金額の上限が、新築と比較した場合に低いこともデメリットの一つとなるでしょう。
住宅ローンを組むことは可能ですが、中古の住宅の場合には築年数が経過していることから、物件の資産価値があまりないと判断されることがあります。
その結果としてローンの借入金額の上限が低く設定される傾向にあります。
さらに築年数が長ければローンが適用されないケースもあるでしょう。
ローンについては事前にリフォーム会社に相談することが大切です。
これによりローンの借り方などのアドバイスを受けることができます。

まとめ

以上、中古住宅をリノベーションすることのメリットやデメリットについて解説してみました。