カンボジアの求人内容には、どんなものがあるのか、実際に見てみました。
いくつか例を挙げてみるので、これから探したいと言う人は参考にしてみてください。
もちろん、この求人情報はどんどん移り変わりますから、全く同じものがいつでもあるというわけではありません。
けれど、実際にどんな求人があったのかを知ることは、検討するときの目安にもなるはずです。
職種は、秘書、看護師、事務員、飲食業やアパレル業の店長、工場長、マネージャー業、営業など多岐に渡っています。
しかし、これらの中で特に目立つのが、管理業務です。
日系企業の工場や事務所、お店などで、カンボジアのスタッフをまとめる役割と、日本とのつなぎの役割をする仕事というのが非常にたくさんあるんです。
逆に、ほとんど見かけないのは、工場での作業業務や、建築現場などでの仕事、それから、チラシ配布などです。
こういう仕事は、現地の人にまかせ、管理業務を日本とのやりとりがしやすい日本人に頼みたいという企業が多いのだと思われます。
条件面で日本と大きく違うのは、始業時間が早めだということです。
日本では、9時から18時という仕事が多いですね。最近では、中には10時始まりというようなところもあるようです。
しかし、カンボジアの求人では、8時頃始まる仕事が多く、中には6時始業ということもあります。
もちろんその分早く帰れますし、休憩時間が長くとられているという特徴があります。
給与は1,000ドルから2,000ドル程度の水準のものをよく見かけます。
少ない、と思うかもしれませんが、カンボジアと日本では物価も違います。
カンボジアで暮らす現地の人の給料は、50ドル程度なのです。
とはいえ、日本の生活水準に慣れている私たちとカンボジアの人たちとは、暮らし方も違うと考えた方が良いでしょう。
治安とある程度の住み心地を考えるなら、家賃だけでも300ドル以上はします。
そのあたりもよく考えた上で、カンボジアの生活を体験してみたいという人は、自分の得意とする分野での求人を探して応募してみることをお勧めします。